《阿利治人のスポーツマッサージ理論2》

今回は「技術編 -基本姿勢-」。
自作の挿絵を用いて解説いたしましょう。
総論」をごらんになってからどうぞ。

阿利 治人

スポーツマッサージ技術編 -基本姿勢-

'04.11.29 UPDATE

施術基本姿勢
回避すべき姿勢


施術基本姿勢

−前方より−

A
を自然に落とす 肩甲骨を意識する。
を緩める やや屈曲位にして行う。


B
「A」の肩・肘の自然姿勢になるような足幅(スタンス)
に調整する。

−側方より−

1 下肢の固定
床、ベッドの縁の2点で自分の体を固定する(○がついている部分)。

2 上半身の安定、姿勢の保持
体幹、頭部を-前方より-で解説した姿勢になるように安定、保持する。

3 脇の角度を狭く(脇を閉める)
上肢と体幹を望ましい姿勢に。

4 肩・肘・手のラインを垂直に(注:側方からみて)
施術者の負担を減らし、力の伝達のロスを避けるため。

5 手首を寝かせる
患者に手の平を密着させるため。
寝かせ方は密着するように微調整。

6 頭位は肩-腰のラインよりやや上を向くようにする
6,7により頭位を理想的に保つ。

7 視線はやや上目づかいにする


回避すべき姿勢

施術者の疲労を軽減し、自力を効率的に伝達するために以下の姿勢にならないよう注意する。

−前方より−

施術中の上下動の起因となるので肩・肘に力みがあってはならない。
上体が伸びきる姿勢にならないようにする。

1 肩が上がりきっている

2 肘が伸びきっている


−側方より−

施術中の前後動を避けるため、以下の4つの点に注意する。

1 身体がベッドから離れる
前後動の起因となる。

2 脇の角度が広くなる
体幹の湾曲を誘発する。

3 頭位が下垂する
肩が前方に移動し胸部が狭くなる。
これにより上肢の動きが妨げられる。

4 視線
施術箇所を見てはならない。
頭位の下垂原因になる。


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